CO-2N研究所

勉強ではなく、好きなことをとことん研究する場所。主に「演劇」「読書」について

久しぶりに本の紹介を……

 読書術ばかり書いていて「そんなに言うならお前は読書してるんだろうな?」と思う人……なんているかわかりませんが、私なら読書術を語る人がどんな本を読んでいるのか気になるので、10月に読んだ本の中からオススメを何冊か……

 

 読書術ブログは1度休んで、紹介していきましょうか!!

 

 本のリンクは最後にまとめて貼っておきます。

 

 

 

 

 

 

 

【時間術大全】

 

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『時間術大全』(ダイヤモンド社

 

著者

ジェイク・ナップ

ジョン・ゼラツキー

櫻井祐子

 

 今の世の中、誰もが「時間を効率よく使いたい!!」と願うことでしょう。それを実現するための方法が書かれた本です。

 他の時間術の本と違うところは、著者が2人いるため、2タイプの時間術が学べるところです。

 

 例えば……朝型人間のジョン・ゼラツキーに対して夜型人間のジェイク・ナップは正反対の生活リズム。それでも、どちらが良い悪いではなく、どうやって過ごすことがあなたには合っていますか? と読者が自分の生活に合わせてタイプを決めて実行できる内容なのです。

 

 最近では「早起き」を勧める本が人気です。私も早起きは大賛成なのですが、仕事の都合で深夜に仕事が終わる人や、早朝に仕事に出かけなければいけない人など、抱えている事情は人それぞれですよね? どんなに早起きしたくても、できない人もいるのです……しかし、この本はあなたの生活に合った時間術が見つけられるのです!!

 

 このような本は、最近では珍しいでしょう。

 

 さらに!! 海外の本は翻訳者によって、本の印象が大きく変わるのですが『時間術大全』を担当された櫻井祐子さんの訳は、本当にわかりやすく日本語の表現が素晴らしいのです!! 途中で翻訳された本だということを忘れてしまうくらいスムーズに読むことができました。

 

 「時間の使い方が下手だな……」と自覚のある人にオススメの1冊です。

 

 

 

 

【図解モチベーション大百科】

 

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『図解モチベーション大百科』(サンクチュアリ出版)

 

編著

池田 貴将

 

 

 簡単に説明すると、心理学の実験結果が書かれている本です。私の最近のマイブームが心理学なので紹介させてください。

 先ほどの『時間術大全』も『モチベーション大百科』もそうですが右開きの本が流行っています。本は左開きが多いので、最初は違和感があったのですが慣れてしまえば気になりません。

 これは読書が苦手な人に「読書をしている」という感覚を和らげる効果があるのかもしれませんね。

 

 こちらの本は、とにかくイラストが多いです。これはとても重要です!! イラストは読んでいる人の理解度を一気に上げてくれるからです。

 心理学を学びたい人はたくさんいるそうですが、入門書で紹介される心理学はつまらないものが多いことで有名です。

 

 『モチベーション大百科』では「こういう実験をしました」「Aグループの結果」「Bグループの結果」「つまり◯◯ということです」と詳しく解説してくれています。1つだけ紹介しましょう。

 

 「小分け戦略」

 手数を増減させる。

 

 試食調査の協力者たちに24枚入りのクッキーの箱を渡します。

 

 「Aチーム」

 むき出しでクッキーが入っている箱を渡した。

 「Bチーム」

 1枚1枚、クッキーが個包装されている箱を渡した。

 

 

 「Aチームの結果」

 平均して6日間でクッキーを完食した。

 「Bチームの結果」

 平均して24日間でクッキーを完食した。

 

 ……つまり

 必要アクションの数が減ると行動が早まり

 必要アクションの数が増えると行動がゆっくりになる。

 

 「やりたいことは手順を減らし、やめたいことは手順を増やそう。」

 

 『モチベーション大百科』(サンクチュアリ出版)P32引用

 

 これは習慣を変えるときにはとても役に立つ心理学です。あなたの家にある机の周りは、あなたが普段よく使うものが置いてあることでしょう。そこに新しく習慣にしたいものを1つ置いておくだけで新しい習慣が始めやすくなるのです。逆についついスマホを触ってしまうのであれば、出かけるときはカバンの奥にスマホをしまえば、無駄にスマホを触ることはなくなることでしょう。

 

 読書が苦手な人でも読みやすい1冊です。

 

 

【成功する人は、教わり方が違う。】

 

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『成功する人は、教わり方が違う。』(河出書房新社

 

著者

中谷彰宏

 

 ビジネス書(自己啓発本)で有名な中谷彰宏さんの本です。

 

 「リーダーシップ」について書かれている本はたくさんあるのですが、教わる側の本は多いとは言えないのが現状です。この本は「人から教わる一流と二流の違い」が書かれていて、どうすれば教わり上手になれるのか? をわかりやすく書いてある本です。

 

 いくつか、私が付箋をしたところの項目を挙げておきましょう。

 

 「一流は、教わったことを実行する。二流は、ノートにまとめて満足する。」

 

 「一流は、学ぶことで孤独になる。二流は、仲間を増やすために、レベルを下げる。」

 

 「一流は、恥をかきながら学ぶ。二流は、恥から逃げようとする。」

 

 「一流は、練習で頑張る。二流は、稽古で頑張る。」

 

 この本の最初には中谷さんが「この本は3人のために書きました」と書いてあります。

 

 1 教わり方が、わからない人。

 2 先生が、見つからない人。

 3 教えてあげたいと思ってもらえる人になりたい人。

 

 この1つでも該当することがあれば、買って損なしの1冊です!!

 

 

【リンク】

 

 

 

 

 

【まとめ】

 

 

 次回は、私が大ファンになった推しメン著者の本を紹介させていただきます!!

 お楽しみに!!

 

 もちろん、読書術の記事も続きを書かせていただきます。

 

 

 

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