CO-2N研究所

勉強ではなく、好きなことをとことん研究する場所。主に「演劇」「読書」について

『ボヘミアン・ラプソディ』を観るべき人・・・

話題のボヘミアン・ラプソディーを観てきました。

 

昔、新宿コマ劇場があったときにWe Will Rock Youというミュージカル? ともライブとも言える作品を観劇しましたが、当時はQueenの曲は聴いたことある程度でした。

この作品はQueenのギタリストであるブライアン・メイが音楽のスーパーバイザーになり、公式で行われた作品で、今考えれば貴重なものでした。歌舞伎町に立ったフレディ像を写真に撮ったような・・・

 

 

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というわけで『ボヘミアン・ラプソディー』はしっかりと目に焼き付け、耳を潤わしてきました。

 

 

 

 

 

 

【キャスト】

 

フレディー・マーキュリー ラミ・マレック

メアリー・オースティン ルーシー・ボーイントン

ブライアン・メイ グウィリム・リー

ロジャー・テイラー ベン・ハーディ

ジョン・ディーコン ジョセフ・マッゼロ

ジョン・リード エイダン・ギレン

 

 なんといっても、キャストが本物そっくりです!!

 エンドロールで本人たちの写真が出てくるのですが、フレディーの父親まで似てます。

 

 

【あらすじ】

 

 Queenの伝記!! これ以外のなにものでもないので、ここで筋は説明しません!!(笑)

 世代ではない人でも、今では当たり前のように聴いている音楽が、昔はどうだったのか? を知れる内容です。

 

 

【こんな人に観て欲しい!!】

 

 これは全員が観て良いレベルです。あなたが役者であれば、どんな発想で音楽を作っていくのか? 人とは違うアイデアを生み出すことのリスクとは? 出る杭は打たれるが、出過ぎた杭は打たれない!! 仲間とは?

 内容は、私が思うに、よくあるバンドの物語と変わりません。

 

「バンド結成」→「売れる」→「大物と肩を並べる」→「レコード会社と揉める」→「問題発生」→「解決」→「エンディング」

 

 これだけだと単純に思うかも知れませんが、話題になっている理由は映画を観るとわかります。

 最後のライブシーンは圧巻です。どれだけ支持を集めていたのかが忠実に再現されています。

 

【観るべきではない人・・・】

 

 Queenの曲を知らない人は楽しめないかも知れません。しかし、聴いたことある曲は必ずあると思います。

 「We Will Rock You」も流れます。これはどうやってこの曲が誕生したか? がとても面白いです。つまり・・・全員に観てもらいたいです!!

 

 

【感想】

 

 私はThe Beatlesが好きなのでザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK〜』の方が好みでした。

 しかし、これはドキュメンタリー映画で、ライブ映像も現代の技術で見やすいように編集されて迫力もありましたがボヘミアン・ラプソディーとは作り方が違うので、比べるのはナンセンスかも知れません。

 フレディ役のラミ・マレックは、オーディションで審査員に「僕は歌えない」と言ったようです。それでも彼が選ばれた理由は、似ているから・・・というだけではないでしょう。人が隠したい技術の無さを白状して、役に立ち向かった彼は、映画の中でフレディー・マーキュリーそのものでした。

 

 

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【まとめ】

 

 とにかく観る価値ありです!! 役者であれば尚更!! 

 内容を深く探らずとも、今回は人の人生を観ていると思って気楽に観て、聴いていられます。多くの人が泣いたと言っていますが、泣いた=良い作品ではありません。私は泣かずに真剣に観ていましたが、感動しました。あなたにとってはつまらない映画になってしまうかも知れません。

 それでも、何も得られない映画ではありません。そんな映画は存在しませんので・・・つまらないと感じたら、何がつまらなかったのか? 面白かった映画は、何が面白かったのか? を考えられる癖をつけると良いでしょう。