CO-2N研究所

勉強ではなく、好きなことをとことん研究する場所。主に「演劇」「読書」について

私の推しメン 千田琢哉さん

 前回に引き続き、お勧めの本を3冊紹介します。あまり人に本を勧めることはないのですが、このブログでは出し惜しみせずに紹介します。

 

 なぜあまりお勧めしないのかというと……私にとってのアタリ本は、他の誰かにはハズレ本になってしまう可能性があるからです。それでも、私が読書家であることを知ってくださっている方から「お勧め教えて」と言ってもらえる機会が増えました。

 不定期ではありますが、お勧めを紹介する機会が今後もあると思いますので、お付き合いください。

 

 今日のお勧めはタイトルにもある通り、私の推しメンである千田琢哉さんです!!

 2019年9月の段階で163冊の本を世に出している文筆家です。163冊ですよ? 私もそうでしたが、あなたも知らない間に自分の本棚に「著 千田琢哉」と書かれた本を持っているかもしれません。

 累計300万部以上も売れている千田さんの本、とにかくわかりやすい!! これに尽きます……さっそく紹介していきましょう。

 

 

 

 

 

 

【人生の勝負は、朝で決まる。】

 

f:id:CO-2N:20191105215016j:plain

 

『人生の勝負は、朝で決まる。』(学研プラス)

 

著者 千田琢哉

 

 2016年に出版された本ですが、最近ブームの「早起き」をテーマにした本です。

 私も早起きの効果を実感しはじめてきたこの頃ですが、多くの本が「早起きしなさい」と書いてあるのに対して、千田さんは……

 

 「早起きすれば成功できる」のであれば、新聞配達の人たちは今頃、全員大富豪になっている。

 

 〜中略〜

 

 「早起きすれば成功できる」のではなく「自然に早起きしてしまうほど大好きなことに没頭すれば成功しやすい」のだ。

 

 これは、この本の第1章の最初に書いてある内容です。

 「手段と目的を混同してはいけない」ということの代表的な例でしょう……早起きをしても、ボーッと過ごしていては意味がありませんよね? ボーッとしているくらいなら、しっかり睡眠をとった方が身体には良いでしょう。

 

 読書も同じです。本を1冊読み切ることは「目的」ではなく「手段」です。本から学んだことを、どうやって活かすのか? が読書にとって目的です。ただ知識があっても使わなければ意味がないのです。

 

 そして、私の身近な人で朝活をはじめたことで変化を感じている方が⬇️⬇️

 

役者 常住富大の日記。

 

 ⬆️元職場の先輩である常住富人(つねさん)のブログのリンクはこちら⬆️

 

 YouTuberとしても活躍されている役者さんです。

 

 読書の趣味をはじめ、私と似ている……と勝手に思っているのですが、タイムリーに朝活をしていて、その効果をブログにも綴っているので、ぜひ参考に!!

 

 

 早起きしたいけれど、どうしても できない方は千田さんの『人生の勝負は、朝で決まる。』はお勧めです!!

 

 

【こんな大人になりたい!】

 

 

f:id:CO-2N:20191104195946j:plain

 

『こんな大人になりたい!』(ぱる出版)

 

著者 千田 琢哉

 

 私は20歳を過ぎた頃から「大人ってなんだろう?」と考えた時期があります。20歳で成人と呼ばれますが、ゲームの主人公がレベルアップするように「タッタラー♪CO-2Nはレベル20になり、成人に進化した!!」なんてわかりやすい合図はなかったですし、親からしてみればいつだって子どもです。

 では、なにをもって「大人」なんでしょうか? そんな疑問を解消してくれるような本が、この『こんな大人になりたい!』でした。

 

 本編ネタバレは避けますが、表紙に書いてあるとおり「カリスマ」「プリンシパル」「タフネス」「アイデンティティー」「オリジナリティ」「スタイル」「マネー」の7つの項目で一流の大人の行動や言動や佇まいとはなにか? が書かれています。

 

 むずかしいことは抜きにして「かっこいい大人になりたい!」と思う人はぜひ!!

 

 

【いつまでも変われないのは、あなたが自分の「無知」を認めないからだ。】

 

 

f:id:CO-2N:20191104195932j:plain

 

『いつまでも変われないのは、あなたが自分の「無知」を認めないからだ。』(学研プラス)

 

著者 千田琢哉

 

 これは2019年10月に出版された本です。千田さんファンの私は予約注文をして、届いた日に読み終えてしまいました。

 帯にも書いてありますが、20代の「学び」のヒント52……だからといって30代の私が読んではいけないというルールはありません!! しかし、20代のときに読んでおきたかった1冊であることは間違いありません……

 

 学べば学ぶほど、自分が「無知」だということを思い知らされる……読書に没頭していた頃の私はまさにこれでした……ご飯は食べ続ければ限界がきますし、太ります。しかし知識を増やすことに限界はなければ、太るどころか脳が喜びます。

 

 本編から引用させていただくと……

 

 もしあなたが勉強を継続できないなら、次の二点を疑ってもらいたい。

 

1 その勉強は、本当にあなたがやりたいことなのか

2 今取り組もうとしている教材は、本当にあなたの学力に合っているのか

 

 以上二点をクリアしていれば、必ず勉強にハマることができる。

 

 自分の無知を認め、学び方の質をあげたい方にお勧めの1冊です。

 

 

【リンク】

 

 

 

 

【まとめ】

 

 本が好きになったとき、推しメン著者が必ずできます。私も、今では何人も推しメンがいます。これは、日常生活で気が合う友人を見つける感覚と似ています。

 「この人の文章読みやすいな」「この人の考え方は共感できるな」など、逆に「この人の考えは今までの自分にはないな」など、人によって様々ですが、この「推しメン」を見つけてしまえば読書は楽しくて仕方ないことになります。

 読書術の本には「いろんな分野の本を読みなさい」と書いてありますが、それは読書好きになった先に、自然と「違う分野を学びたい」という気持ちが湧き上がるので、無理して違う分野に挑戦する必要はないのです。

 ぜひ、推しメンを見つけて、楽しい読書生活を手に入れましょう!!

 

 

 

 

CO-2N