本を読まない理由とは? その2
今日は「本を読まない理由その2」です。
3位〜1位を発表していきたいと思います。前回の6位〜4位までの記事はこちらをご覧ください。
⬇️ ⬇️ ⬇️
【3位の解説】
3位の理由は「ネットやテレビなど、他に面白いものがあったから」です。
家に帰ると、見たい番組もないのにつけてしまうテレビ……暇なときに何気なくはじめてしまうインターネット……どちらも時間があっという間に過ぎてしまうツールですね。
この2つだけで、私たちは1日にどれだけの時間を使っているのか? 考えたことがありますか?
『読書世論調査』では……
「テレビを見る」という92%の人たちが1日あたりの平均視聴時間は3時間13分です。
「インターネットをする」という69%の人たちの1日あたりの平均利用時間は2時間12分です。
しかし、この平均値は10 代〜70代までの平均なので、インターネット利用時間を若者で絞ってみると……
10 代後半・・・3時間51分
20代・・・・・3時間37分
私も最初は「こんなに使っていないのではないか?」と思いましたが、自分を客観的に観察してみると、これに近い時間スマートフォン、タブレット端末、パソコンを使っていることがわかりました。
私たちは1日の約4分の1の時間をテレビとインターネットに使っているのです!!
この現状から急に「全ての時間を読書に使いなさい」 と言われても、できる人はほぼいないことでしょう。私は、この時間の中で10分でも15分でもいいので読書の時間を作ることが最初の1歩だと思っています。
【2位の解説】
「忙しくて読む時間がなかったから」という理由は、かなり多くの人が本を読まない理由にあげることでしょう。
しかし、本を読んでいる人は暇だから読んでいるわけではありません。むしろ、忙しさから抜け出すために読んでいるのです。人間は才能や成長で不平等なことがあっても、時間だけは平等に全員が24時間です。
この時間を効率よくこなすためのコツは本に書いてあるのです。しかも、何十冊も出版されていて、人気の高い本が多いです。
つまり、それだけ多くの人が「時間を効率よく使いたい」と願っているのです。
また、あなたが「忙しい」を理由にしてできないことは読書だけではないはずです。この「忙しい」は自分の中で優先順位が低いことに対して、つい言ってしまう「いいわけ」であることが多くないですか?
飲み会に誘われて「忙しいからいけない」と使うのは本当に仕事で忙しいときもあるかもしれませんが、その飲み会に参加している人によっては、どんなに時間がなくても、顔を出すだけでも参加しているはずです。
「忙しい」は、いいわけで使う言葉で上位に入りそうな言葉ですね。
「忙しい」ことをやめて、いろんな場に顔を出せる人はそれだけ人との出会いや仕事のチャンスを見つけることができます。
本を読むことで、あなたの1日が効率よく使えるのであれば、本を読んでみる価値があるとは思いませんか?
【1位の解説】
「本を読まなくても生活に不自由しない」
確かに、本を読まないからといって死んだ人はいません。しかし、不自由しているのに気がついていない人はたくさんいます。
私は「人生で悩んだことは1度もない」という人に出会ったことがありません。この「悩み」は、あなたにとって「不自由にしているもの」ではありませんか?
あなたの悩みは、過去にこの世を生きてきた先輩たちが、すでに解決方法を見つけて「本」というかたちで残してくれているのです。
不自由していることに気がつかずに、本当は解決したい悩みという不自由があるのではないでしょうか?
「人間関係」「勉強」「仕事」「健康」など……このワードはどれも売れている本に必ず入っているものです
読書家たちが「本を読むことで豊かになる」と言っているのは、この不自由から開放されていくことを知っているからです。
【まとめ】
読書が続かない人や苦手な人は、どうしても読まないためのいいわけを考えてしまうものです。私もそうでした……
人間はいいわけを考えるプロです。そして言葉が使える分、そのいいわけも時間が経つと悪い意味で良いいいわけを考えついてしまいます。そして挙げ句の果てには開き直りに到達するでしょう……
私は読書嫌いだった過去があるので、読書から遠ざかっていく気持ちが理解できます。
次回は、読書をすることで、いったいなにが身につくのか? を書いていきたいと思います。
読書家の多くは「教養が身につくよ」「想像力が身につくよ」などと話しますが、読書を苦手としている人から言わせると「だから何?」「それが身についてどうなるの?」と思うのです。
読書家が説明できない「読書効果」をいくつか解説していこうと思います。
お楽しみに!!
CO-2N