映画『search』を観るべき人・・・
10月26日(金)に全国公開された『search』を観てきました。
↓こんなのです↓
監督はアニーシュ・チャガンティさんというインド系アメリカ人の方です。なんと
27歳!!
若い!!
【キャスト】
ジョン・チョウ
デブラ・メッシング
ジョセフ・リー
ミシュラ・ラー
言われても聞いたことない・・・という方が揃っています。ジョン・チョウさんは『スタートレック』などにも出演されている方ですが、全員映画界のスターではない・・・しかし!! それが良かったと私は思います。
【あらすじ】
映画はすべてパソコンの画面上で行われる。現在のSNSでやりとりが行われる時代に家族の連絡も友人との会話も・・・ある日、16歳の娘マーゴットと連絡がとれなくなり、行方不明に。詳細がわからぬまま37時間も経っても事件は謎のまま。父のデビッドはマーゴットのパソコンにログインし、Facebook、Instagram、Twitterにアクセスするが、娘の姿は父親の知る姿ではなかった・・・事件の真相はいかに?
こんな感じです。全編パソコン画面で事件を解決していく仕組みは、まさに現代の世の中を映し出しています。そこにこだわっているのが良い点も悪い点も双方あります。
そして、映画のスクリーンでWindowsやMacBookの起動音や操作音が流れてくるのは不思議な感じがします(笑)
【こんな人に観て欲しい!!】
自分がSNSに依存している・・・そうでなくてもSNSを使用している人にとっては画面にFacebookやYouTubeなど、自分が日常で使っている画面が同時に表示される映像はなかなか楽しめます。
この映画はサスペンススリラーという括りをしているようですが、前半で伏線をばらまいて、最後に回収するという日本の小説でいうとミステリーに分類されるジャンルです。「最後にスッキリしたい!!」という方には堪らない作品かと思います。
「家族」の話です。親に素直になれない方、子供と距離を感じる方・・・家族愛に飢えている方も観るべきです!!
『カメラを止めるな』にハマった人(笑)内容は違いますが、2回観たくなる映画です。
『シックスセンス』や『シャッターアイランド』などが好きな方もぜひ!!
【こんな人は観ない方が・・・】
アクション映画が好きな方はDVDを待って良いかもしれません。映画ならではの迫力を楽しみたい人には物足りないでしょう。
そもそも、ミステリーやサスペンスが苦手な方。
SNSを利用していない。SNSに詳しくない方にとってはなにが行われているのかわからないでしょう。
【感想】
個人の感想としては、満足です。しかしミステリーに肥えている人にとっては王道かもしれません。内容よりも映画の進行がパソコン画面上で行われることがとにかく凄いです!! 「そういうやり方ならできるね!!」と考えさせられました。
この進行が故に、主役のデビッドやマーゴットがパソコンに依存した家族のように映ります。しかしこれは仕方ないのかな・・・と思います。
監督が若いからこそ実現したと言える作品なのかな? と思います。自分が探偵になった気持ちになって観ると楽しめること間違いなしです。
まとめ
めずらしく映画の記事でしたが、自分の観たものをアウトプットする場としても活用していこうかと思います。
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